人はそれ自体ではなく、自分自身を変えようとしているのかもしれない。
わたしは元々、「失恋したら髪を切る」というのは
すごく理にかなっていると思っている。
だって髪を切ったら、
髪をかわかすのに使ってた時間は別の時間にあてられ、
切った髪に似合う服装は前とは絶対に変わるから。
それをすることによって自分自身は
少しずつ物理的に変わっていける。
じゃあ、エクステをつけるということは?
逆に恋が始まるときなのか?
わたしは時間を早送りできることなんじゃないか、と思う。
→→→
今日エクステをつけた。人生初のエクステ。
大学時代にあったエクステブームの時には
全然乗らなかったのに、今になって。
きっかけは極めて単純。女性らしくなろうと思って。
今年の目標は「女性らしく」。
何でって・・ananの占い特集で
「そうすればあなた今年運勢いいですよ」って書いてあったから(笑)
そして、そこからエクステをつけに行くというこの単純さ。
でもこれが大正解。
例えば、着物を着たときに歩き方が変わるように、
髪が長くなっただけで、何だか自分の行動が変わってくる。
大きかったのはお風呂の時間が長くなったこと。
料理の時間を充実させることは生活全体を充実させることに、
そしてお風呂の時間は女性らしさに比例していると思っているので
ここが長くなると自然と女性らしくなる(・・はずな)のだ。
これまでガシガシと拭いていた髪を
やさしく拭くようになったこと一つとってもすごい変化。
結局一つひとつの行動の積み重ねがその人を作るんだから、
その一つが変わったというのはとても大きいこと。
本当だったら自分で意識して「変えないと変えないと・・」
ってやるはずだったことが、自然とできてしまう。
そうせざるを得ないので。
何だか時間を早送りしてくれたような。
近道させてくれたような気持ち。
そしてエクステを編みこむという作業もとっても好き。
いつも美容院は切ってもらう引き算の作業ばかりだったけど、
何かを付けてもらう足し算の作業があるっていいな、と思った。
今回ももちろん担当はnatura.3.naturataのfumiさん。
そのセンスに全幅の信頼をおいている美容師さん。
人として、そして女性としてもすごーく尊敬している人なので、
そんな人が自分の髪に先の時間を編みこんでくれるというのは
何だかとってもご利益がありそう(笑)というか、
贅沢な気がするんだ。
と、何だか長くなってしまったけど、
要はこの髪型がとても気に入っているのです。
そうそう、今日は旦那さんとアムステルダムで年越しをしてきた
親友からおみやげが届いた。
「向こうでゴッホ美術館に行ってきたから、
マイカ好きだった!と思って」って。
ヒマワリのお皿!すごく素敵なの。
そこで思いだしてくれたことがすごくうれしかった。
ありがとう。
2011年いいスタートを切れてます。