2010年5月16日日曜日

子牛を見に・・


朝ごはんを食べているとお兄さん(息子)夫婦がやってきた。
何でも今朝3時に子牛が生まれたのだという。
 

みんなで見に行こう!ということで、
 

バイクに乗って川を渡り、
少し離れたところにあるお兄さんのゲルへ向かいます。
 

・・いたいた!!
 

生まれたばかりの子牛には
 

まだへその緒がついていた。
 
入口の子羊たちもとっても元気。
 

抱っこさせてもらうと、毛がふかふかだった。
 

ペットボトルに口をつけた哺乳瓶でミルクをあげる。
 

ここでもばっちりラジオ発見。
 

お兄さんのお家もやっぱり同じレイアウト。 
 

スーテーツェを飲みながら、
朝の時間はゆっくりと流れていきます。
 

モンゴルの朝


モンゴルの草原に朝が来た。
トイレ(もちろん青空)に出るのも、
ダウンを着こんでいかないと寒くて震えちゃう。
 

遊牧民の朝はまずかまどに火をくべることから始まる。
 

一度火が入ると、ゲルの中があたたまるのはとても早い。
 

朝ごはんはパンとスーテーツェ。
 

そして、カーシというロシアから入ってきたという朝食も。
 

ミルク粥のような感じ。
  

ほんのり甘いカーシにバターを入れて頂く。
バターと言ってもチーズの味に近かった。
 

朝はラジオをつけて、ニュースをチェック。
限りがある少ない物の中にラジオがちゃんと入っていることが
何だかとてもうれしかった。
 

さぁ、今日もしっかり歯を磨いて、いい一日になりますように☆
(オープニング風に)
  

夕暮れ時


夕暮れ時になると、人が集まってくる。
 

お父さんの友だちがバイクで来て、
 
 

遊びに来た息子も大喜び。
 

近所の遊牧民仲間が集まる。
コンビニの前の光景を何だか思い出す。
  

お父さんたちは家の中でゆっくりおしゃべり。
 

どこの国でも、仲が良い人たちって波長が似てるなって見てて思う。
 

昼間、道を教えてくれた家族も遊びに来てくれた。
 

 

か・・かわいすぎる。
 

夜ごはんは「ブタテ ホーラガ」
食材は似てるんだけど、今度はごはんバージョン。
 

食後は昼に貯めた電気を使った電球のもと、
スーテーツェを飲みながらゆっくりおしゃべり。
 
外はダウンジャケットの上からスノーボードのウェアを着るくらい
寒いのに、ゲルの中に入れば、
かまどのおかげでシャツ1枚でいられるくらい暖かい。
 

では、また明日~
おやすみなさい。
 

自然、遊びカタ


少し開いたドアから見える景色がとてもきれいで
わたしはそればかり撮っていた気がする。
 

モンゴルと言えば青々とした草が生い茂る草原!
・・と誰もがイメージすると思うけれど、
あの景色になるのは実は6月~8月の夏の時期だけ。
 

今のこの時期は、厳しい冬を越した後で
草も木も枯れて、どちらかと言えば砂漠だった。
 

だけど、不思議と自然が苦しそうじゃなかった。
こんなにも枯れて見えるのに。
  
それは、ここの自然は人間に飼いならされたり、
虐げられたりしていないからなんじゃないかと思った。
 

自然はただ、今この季節を
一瞬一瞬を全力で生きている、そんな感じだった。
 

何よりも風の音が違ってた。
何にも邪魔されない風の音は
強いけど、とてもやさしかった。
 

お母さんの名前はナラ。
太陽という意味だ。
 

お昼過ぎて太陽の位置に合わせて、
ソーラーパネルの位置を変えたナラは散歩に行こうと誘ってくれた。
 

ゲルの裏の岩山へ2人で登る。
 

モンゴル語しかわからないナラ。
それでも伝わるものがある。
 

指差し会話帳を出して、
言葉を教えてもらいながらいろんな話をする。
 
夏は、山の向こうの涼しいところへ移動して、
秋はまた別の場所へ、そして冬になると寒さを越せる場所へ
という感じで季節によって場所を変えるんだけど、
季節ごとの場所は同じなのだという話も。
 

歌も教えてくれた。
これは「ミニー エージ」・・わたしのお母さんといううた。
 

疲れたらそのままゴロン。
青空の下のお昼寝はとっても気持ちがいい。
 

帰り道は仲良く手をつないで。
ちなみに、モンゴルでは女同士でも、腕を組んだり、
手を繋いだりするのが普通。
仲良しの証なのだそう。
 
ちなみに日本からはフェスのノリでいろんなおもちゃも持っていっていて、
シャボン玉をする者、
 

そしてポイをする者・・と、時間はたっぷり。
外でいろんな遊びを満喫したのでした。
 

ゲル生活

ツーリストキャンプのゲルというのもあったのだけど、
わたしは遊牧民の生活にそのまま入るという
ホームステイを選んでいた。
 

ゲルの中はどの家庭も同じレイアウトになっている。
お客さんは入口から入って左側へ通される。
真ん中にはカマド。
 

入って右が台所。
 

そして、カマドの奥は仏具が並ぶ神さまエリア(勝手に命名)
といった具合だ。
 

お客さんがくると、まず最初に
必ず出してくれるのがスーテーツェというミルクのお茶だ。
ちょっと塩味。
 

それに合わせて、お母さんが出してくれたお茶菓子(?)は
固いチーズのようなものと、パンだった。
 
現代的な部分ももちろんあった。
屋根に取り付けるソーラー電池のパネル。
これで電気を貯めて、夜のライトとして使う。
 

そして、お父さんもお母さんも携帯電話は持ってた。
 

お昼はお母さんの手料理。
器用なお母さんはとっても料理上手。
 

肉は羊が多いのかと思っていたけど、
ホームステイ中、羊は一度も口にしなかった。
時期というのがあるらしく、まだ今の時期は冬を越したばかりで
草もなく、羊たちはやせ細ってるからというのが理由。
 
この時期は保存用に乾燥させた牛肉をお湯に戻して使うのだという。
 

小麦粉のようなものを水で溶いて
何やらクッキーの生地のようなものをかまどで焼く。
何だろうと思ってみていると、
 

それを細く切りだした!
なんとこれは麺なのだそう。
 

野菜を煮込んでスープを作ったら、
 

そこへさっきの麺を入れて、
ゴリルタエ シュル(肉うどん)のできあがり。
 
調味料が日本と似ているからか、
薄味に牛肉の旨味が加わってほんとにおいしかった!
 

ゲルはすごく計算されて作られている。
お父さんは天井からの光の差し込み方で
時間がわかると言っていた。
 
ここにはいつもと違うものさしで測る時間が流れてる。
時間だけじゃない。いろんなことが。
でもただそれだけのことだとも思う。
 
ただ、ものさしが違うだけ。