2009年6月17日水曜日

青島神社


2日目。
朝早く起きて青島へ向かう。
 

黄色の電車はおもちゃみたいだった。
 

7時半の海にはわたしと鳥だけかと思いきや・・ 
 

先客が。
 

もうこの時間から働いていらっしゃいました。  
 

目指すはこちら、青島神社。
巨人軍が毎年お参りにくる神社です。
 
神社の前には「鬼の洗濯岩」と呼ばれる岩が広がっていました。  
 

その昔、山幸彦と海幸彦という神さまがいた。
海幸彦がお兄ちゃん。山幸彦は弟。
2人はそれぞれ海のもの山のものをとり、領分を決めて暮らしてた。
 
ある日、 山幸彦は
「たまには交代してみたい!兄ちゃん道具貸して~」と一日漁師を経験。
ところがこのとき、兄ちゃんが大事にしていた釣り針を
魚にとられて無くしてしまう。
 

兄ちゃん大激怒。
何をしても許してくれない。
 
山幸彦は途方に暮れて海を見ていると老人がやってきて
「綿津見大神(海の神)の宮に行きなさい」と助言をくれる。
  
この綿津見大神の宮は青島沖にあったとされているのだそう。
そこで山幸彦は綿津見大神の娘豊玉姫と結ばれ3年間楽しく過ごした。
  
つまりここで山の文化と海の文化が融合されたというわけ。
 

青島神社はその山幸彦と豊玉姫を祭っているのです。
 

スッキリしたという言葉が的確だ。
 
魂の洗濯。
 

色のコントラストが見事!
 

飛行機の音かと思ったら海の音だった。
 
ゴーッと大きな海の音。香り。
鳥の声。
  
わたしの他にはそれしかない。
  

ごろんと寝転がる。
 

地球の形を感じた。
 
生かされてる。 調和してる。
 
人はきっと一人きりでこういう地球を感じるところに来なくちゃいけない。 
自分の生きている場所を確認するために。
 

帰り道、おっちゃんがお店をやってた。
 

ガジュマルのおみやげを買う。
ガジュマルの木は多幸の木と言うらしい。
 
たくさんの幸せが訪れますように。