おなかがいっぱいになったらwat mahathatへ。
遠くから見るとキレイな遺跡だなぁ・・という感じなのですが、
近づいてみてびっくり。
頭や腕のない仏像がたくさんあるのです。
ビルマ軍に破壊されたそのままの形が残っています。
一本の木に蔦(・・というのか?)が巻きつき
そこへ切り落とされた仏像もたまたま取り込まれたのだそう。
元の木を仏像の頭ごと蔦が締め上げているというわけ。
頭だけになってしまった仏像をかわいそうに思った木が
ずっとずっと守ってあげてきたんじゃないかと思った。
植物には感情があると最近思うことがある。
何か天空の城ラピュタみたい。
実際はラピュタのモデルはカンボジアのベンメリア遺跡らしいけれど。
「土に根を下ろし、風と共に生きよう。
種と共に冬を越え、鳥と共に春を歌おう。
どんなに恐ろしい武器を持っても
たくさんのかわいそうなロボットを操っても
土から離れては生きられないのよ! 」
なーんていうシータの言葉が聞こえてきそうです。