2010年12月27日月曜日

エチオピア最後の夜

すっかりご無沙汰になってしまっていたアフリカ日記。
何とか年が明ける前には書きあげようと再開です!
(行ったの夏だったんだけど・・)
 
ここまでエチオピアのポジティブな面を描いてきたけれど、
こんな現実にも直面したのでした。

首都アジスアベバ、夜ごはんの帰り。
高級住宅地の道に女の子たちが立っていた。
売春婦なのだという。
 
エチオピアは合法なのかと聞けば、
そもそもそんな法律がないとのこと。
 
そして驚くことに彼女たちは教育を受けていて
頭の良いような女性たちなのだというのだ。
教育を受けていない子たちは、
普通の売春宿に行くから・・と。
 
この高級住宅地に立つ女性たちはchanceを狙ってる。
自分たちがもっと良い生活を得たり、もっと良い仕事についたり、
別の国へ行くためのchanceをこんな風にして待ってる。
 
自分の人生に対して真剣なんだ。
自分の意思で、自分の手で変えようとしている。
とても強いと思った。
けれど、次のステップへ、次のステージへと進むために
こんなリスクを抱えなければいけないという現実に
わたしはとても胸が痛かった。
 
(写真は関係ないです~)