2日目は、首都のアジスアベバからジンマという場所まで
車で9時間かけて移動。
今ちょうど雨季のエチオピアでは
国内線が止まることがよくあるからということだった。
途中、JICAエチオピア事務所の大田所長の
「ここは私がこれまで見たことのないアフリカの部分と
見たとこのないアラブの両方を持ってる国だと思った」
という話がとても興味深かった。
行動の仕方がアラブっぽい部分はあるけれど、
アラブほど自己主張が強くなかったり。
アフリカで唯一の植民地化されなかった国であるためか、
自分たちの文化をプリミティブな形でなく進んだ形で持っていたり。
宗教も与えられたキリスト教ではなく
「エチオピア正教」という形で持っているというのもその現れ。
人のコミュニケーション力が高いというのも一つあるのだそう。
所長のドライバーが普段「sir」と呼んでいる所長に対して
カフェに行くと「今日自分が一杯おごりますよ」と言ってくれたり。
なかなか自分を雇っている普段Sirをつけて呼ぶ相手に
奢るなんて感覚他の国ではない。
物乞いの人が街に居ても、エチオピア人がお金をあげたり。
そいういうのが普通にあるのだそう。
そして、電話ボックスがこんなにキレイな状態で
ちゃんと機能しているというのが途上国では珍しいらしい。
道中は、たまたまお葬式にも遭遇。
カラフルな傘の前の車が霊柩車。
いるのか・・?