2010年2月1日月曜日

50歳の恋愛白書

監督・脚本:レベッカ・ミラー
出演:ロビン・ライト・ペン、アラン・アーキン、
    ジュリアン・ムーア、キアヌ・リーヴス、ウィノナ・ライダー
 
主人公ペッパ・リーは50歳。
年上のベストセラー作家との結婚を手に入れ、
2人の子どもを育て、完璧な妻を30年近く演じてきた。
でもそんな彼女を取り巻く環境は夫の浮気や娘の反抗期・・。
新しい自分になりたいペッパ・リーだったが・・。
 
夫も子供も持つ47歳の監督が描いたこの作品は
アラフィフの本音がよく表れていたんじゃないか、と思う。
若い頃は思い切り遊んで、悪いこともして、
それなりの年になってからは家庭もしっかり持って。
母との確執、娘の反抗・・。
 
程度の差こそあれ、誰しも経験しそうな人生の1ページ。
だけど、その次のページはきっと人によって結末が変わってくるんだろう。
ペッパ・リーはどんな結末を選んだのか。
 
キャッチコピーは
「人生半分過ぎたら、やりたいことだけやろう」
 
一体自分は何を求めているのか。
どんな人生を送りたかったのか。
 
若い頃は毎日のように考えても、
年をとるともしかしたらあまり考えなくなるのかもしれない。
だけど、何歳になろうとも、人は自分の人生を楽しんでいいんじゃないか。
これは50歳の恋愛白書というよりも、
50歳の人生白書と言っていいような気がしました。
2月5日ロードショー