2010年10月21日木曜日

27th birthday!


昨日は27歳のお誕生日でした!
みんなに祝ってもらって最高の一日だった。
 

スマデリチームからはおっちょこちょいTシャツザル
このチョイスの理由はコチラ
そして、名物受付嬢からはおかしのセット!
 

ケーキもこだわりのものをありがとう(笑)
 

オチケンさんからはパスタセット~!
さすが、オチケンさんオシャレです。
しかも「ここのおいしいから!!」って、ステキ過ぎます。
 

ねねさんからは、
シャネルのアイライナー(去年のリベンジ)、
スライサー&キッチン用品もろもろ(今年のリクエスト)、
高級バナナ(笑い用)
という3段オチのプレゼント!!!
 
こちらもさすが(笑)
みんなプレゼントのキャラが濃すぎです。
 

家に帰ったら東京にいる大親友からのプレゼントが届いてた!
こちらはステンドグラス屋さんのキャンドルセット。
もろ、わたし好みなテイスト!よくわかってるなぁ。
そして20日ちょうどに届くようにしてくれる、
細かい心づかいが最高にうれしい。
 
夜はギニアのアーティストの来日ライブへ。
そこでもケーキが出てきてハッピーバースデー。
アフリカの布で作った小物までもらっちゃった。
もちろんお馴染マイカの鳥ダンスも登場!の最高な夜。
 

そして、なんと今日はマイカの宅配便で行った先の
リスナーさんにまで花束を頂いちゃいました。感動!
ありがとうごさいます。
 
誕生日というのは一年で一番「ありがとう」を
たくさん言う日なのかもしれない。
みんなの愛情を感じて、幸せいっぱいでした。
本当にありがとう!!!
 
*****
 

そしてわたしは毎年、自分の誕生日には漢字を一字選ぶようにしています。
 
一昨年は「美」
・・行動も言葉づかいも、それぞれの選択も何もかも美しくいられるように。
 
去年は「緩」
・・急いでばっかりいたそれまでを振り返り、ゆったりと歩いていけるように。
  
まぁ、いつもそんなに深く考えて選んでいるわけではなく、
何となく選んでいたのだけど、
振り返ると驚くほどその字がピッタリな一年になっていたりします。
 
そんな中、今年選んだのは「中」
・・いろんなものの中心線を常に意識して自分の位置を決めること。
 
感覚で生きることを大切にしたいけど、頭でもちゃんと考えたい。
スローな生活も取り入れるけど、仕事もちゃんとやっていきたい。
 
常に真ん中でいなければいけないというのではなく、
あらゆることの中心線が一体どこにあるのかをちゃんとわかった上で
自分はちょっと「こっち寄り」と、どの場所をとるのかを決めるようにしたい。
 
職業柄いろんな人とお会いする中で、
ものすごーく仕事人間な人もいれば、
ものすごーくスピリチュアルに染まっている人もいて。
でも、お互いに自分の立ち位置が第一だと思っているので
両者とも真逆にいる人をどこか見下していたり。
 
どちらも悪くはないけれど、なんだか
自分自身の立ち位置としてはどっちかに偏りたくはないなぁ、と
この頃思うのです。
 
時には走って、時には歩いて、その時々で自分に合ったペースを。
そして、その時その時に一番ピッタリな選択をできていければいいなぁ。
そんな風に思う、27歳の幕開け。
 
今後ともどうぞよろしくお願いします♪
 

2010年10月11日月曜日

SABAHAR


ようやくアディスへ帰ってきて、
ワイルド蚕(野生の蚕)から製品を作っている
フェアトレードのお店があるということで連れていってもらった。
 

お店はとてもオシャレ。
 

草木染めのやさしい風合いも素敵です。
日本のお店のセンスと変わらない・・。
こういうのが日本にもっと入って来るといいな。
 

ランチョンマットを購入。
今でも毎日、我が家の食卓にはこのランチョンマットが並んでる。
何だかそれだけでとても豊かな気持ちになれるのです。
 
エチオピアに行かれた際にはSABAHARぜひ!
めちゃくちゃオススメです。

いつかどこかで会いたかった木


見かける度に何度も車を止めて、見とれてしまった木。
一瞬にして恋してしまった木。
そしていつかどこかで会いたかった木。
 
それがオークだった。
 

この木の下では男たちがよく集まって話をしていた。
何かの会議をしているのか、
ただ遊んでいるのかわからなかったけれど、
この木と共に生きているのだということだけは確かだった。
 

抱きしめてみる。
大きくて大きくてとても腕をまわせなかった。
 

 

ただ近くにいるだけで心が落ち着く。
守られている気がする。
 

なんて絵になるんだろう。
ただこの木と共に生きていく。
その生き方が何だかかっこよかった。
 
そしてまだまだ道は続くのです・・。
 

エチオピアの車窓から


次の日の朝、また同じ道を9時間かけて
ジンマから首都アディスアベバへ戻る。
 

 


  

 

まだところどころ霧がかっているエチオピアの朝は
ぞっとするほど美しく、吸い込まれそうだった。
 

 

 

 

途中、いくつか村にも立ち寄る。
こちらは日用品屋さん。 
 

 

 

眼科でこういう映像見せられて目のデータとられるよね・・。
 

 

野良ロバ発見。
ヒモ付きだったから、どこかに飼い主がいるのだろうか・・。 
 

ねぇねぇ、相手してよ~。 ロバ、無視。
 

ねぇってば~。 ロバ、ひたすら無視。
 

 

 

 

 

牛の競売場。
 

道はまだまだ続きます。
 

2010年10月10日日曜日

選択の責任


コーヒー発祥の地に行ってみるか?と聞かれ、
もちろんYESと答えるとたどり着いた先がココ・・。
 
ココはコーヒー発祥の地だからコーヒーミュージアムを建てます!
とずっと前に書かれたっきり、何もない場所(笑)
ちなみにコーヒー発祥の地だという場所は他にもいくつかあるらしい。
 

こんな感じで私たちのコーヒーツアーは終わりを迎えたのだけど、
帰り道、とてもショッキングなことがあった。
豊かな天然林から少し車を走らせると、
何やら木に旗がかけてあるところが。
 
「あれは何?」と聞けば
「あそこは企業が入ってコーヒープランテーションにするという場所なんだ」と。
 

あんなにもきれいな森が切られてプランテーションにされるなんて・・。
そこでできたコーヒーも巡りめぐってわたしたちのところまで来るだろう。
そして、それはきっとわたしが見てきた天然林のコーヒーより
ずっと安い値段になっているに違いない。
 
森と共存しながらできたコーヒーと、プランテーションのコーヒー。
その2つは日本のコーヒー売り場で隣同士に並ぶかもしれない。
片方は少し値段が高いけれど森と共存してできたコーヒー。
そしてもう一つは値段は安いけれど、森を崩してできたコーヒー。
 

その値段の差というのが何を意味しているのか。
そして、わたしたちがするその選択の一つが
どれほどの重みを持っていることか!
 
今、はっきりと見えた。
なんて責任のある選択。
世界はこんなにも繋がっているから。
自分の選択の一つひとつに理由を持ちたい。
 

ホテルに帰って来ると、空に大きな虹が架かってた。
自分自身が出した答えを見ていた空が
にっこり微笑んでくれたような気がした。
 

夜は現地の森林公社のスタッフたちとの意見交換。
開口一番
「今はこんなにうまくいっているけれど、
ここまでくるのに最初は本当に大変だったんだ」という
現地のスタッフの一言がとても印象的だった。
 
最初、村の人たちは「何をくれるんだ?何をしてくれるんだ?」
ということばかりだった。
外から来た人をすぐには信用はしてくれなかった。
それでも、辛抱強く寄り添い
「違うんだ。一緒に解決法を見出して一緒に作っていきたいと思ってる」と
何度も何度も話しをし、ようやく村の信頼を得た。
 
それに1年も2年もかかった。
何をするにも時間もお金も労力もかかる。
結果はあまりにもわかりやすく、わたしたちはそればかりを見がちだけど、
そこにたどり着くまでにどれほどの過程が必要か・・。
 

ここに来なくてはわからないこと。
頭ではなく、体を通して理解することがここにはたくさんあった。
 
ありがとう。
 
でもプロジェクト視察はまだまだ始まったばかり。
この後もまだまだ続きます。