2010年7月26日月曜日

インセプション


監督:クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙
 
メメントのような頭を使う映画が好き!なのでこの映画はハマりました。
それもそのはず。監督はメメントでも監督・脚本を手がけていた
あのクリストファー・ノーランなのだから。
 
番組で渡辺謙さんにインタビューした時
「出演の決め手は監督だった」と言っていた。
「彼の作品は誰かが単純なヒーローや悪役ではなく、
全てのキャラクターに善と悪の弱い部分と強い部分がある。
そこが魅力なんだ」と。
 
また映画を見ていると、やはり謙さんの英語の演技に
触れずにはいられないのだが、それに関しては
「セリフであんまり何かを表現しようとは思っていないんです。
その時にお互いの中に生まれる空気の中で
スパークするものがあればいよいと思っているので。
それでパッと間ができたりすることこそが
意味があると思うんです」と答えてくれた。
 
プロだなぁ、と思う。本当に。
質問したことに対して想像もしてなかった答えが返ってくる。
彼の演技にはそれを支える哲学とも呼んでいいくらいの
しっかりとした意志や考えがある。
  
映画は新しい発想の連続。
こんなの見たことなかった!の連続で
渡辺謙さんの言葉を借りれば「ジェットコースターのよう」。
私はもうこの時点で二回見ているのだけど、
二回目は答え合わせという形で一回目とは違った楽しみがあった。
こんなに二回目を新鮮に見られる映画は初めてかもしれない。
 
見た後は「あそこってさ…」と話したくなるので
誰かと一緒に行くのがオススメ。
 
現在公開中です♪
 

2010年7月25日日曜日

福原美穂ライブ


福原美穂を聞きながら晩酌の夜。
 
今、福原美穂のライブから帰ってきたところ。
アルバムが大好きだったからかなり期待して行ったけど、
その期待以上の最高のライブだった。
あんなにソウルフルなライブはなかなかない。
 
前回のクアトロも上手いなぁ、と圧倒されたけど、
今回はそれ以上にやさしさは更に深くなり、
洋楽のアーティストのライブかと思う力強さは力を増していた。
 
ダイヤモンドホールは関係者席にイスが並んでいるのだけど、
もう体がじっとしていられず立って踊りまくり、
途中は何度も泣きかけた。
 
ジャンベを叩いているときの高揚感に似た
お腹の底から湧きあがるあの感覚。
歌ってこんなに力があるんだ、と再確認する。
 
会場にいた全員が彼女に向かって「大好きー!!」
という気持ちを送っていたと思う。
そして彼女の方からも。
 
沢山の愛が充満していた会場は本当に気持ちがよかった。
まだライブに行ったことがない人には絶対に見てほしいライブ。
最高の日曜の夜。

2010年7月12日月曜日

reSTART


 
うーん・・ちょっと仕切りなおし!
 
と思ったタイミングで今日は新月。
 
なんかいい流れ。

***
ゾネントールのハーブティはとってもオススメ!
満月の日に摘んだハーブのみを使っていて、
写真の月のお茶は新月茶、満月茶、
上弦の月茶、下弦の月茶と中身のブレンドが違うのです。

2010年7月10日土曜日

トイストーリー3


監督:リー・アンクリッチ
声の出演:トム・ハンクス、ティム・アレン、ジョン・キューザック
 
時が経ってアンディはもうすぐ大学生。
家を出るためにママにおもちゃを整理するように言われる。
アンディはウッディだけを持っていき、
残りのおもちゃは屋根裏へ置いておくつもりだったのだが、
ママの手違いでおもちゃたちはゴミ捨て場に連れていかれてしまう。
 
間一髪で収集車からは逃れられたものの、
捨てられたと思いこんだおもちゃたちは、保育園へ行くことを決意。
でも、そこは思っていたような場所とは違ってて・・。
 
まぎれもなく、これは愛と冒険のものがたり。
仲間を信じて戦っていくその姿に
子どもたちは夢中になるであろう一方で、
大人の目線では、ラスト泣けること間違いなし。
 
おもちゃは道具ではなく、
自分の大切な相棒、パートナーであったことを思い出す。
こんな風にしておもちゃが自分を育ててくれていたんだなぁ、と。
 
もし、自分が昔かわいがっていたおもちゃがある人は、
引っ張り出してきてまた大切にしたくなると思う。
今になると遊ばれなくなったおもちゃの寂しさがよくわかるから。
 
かわいい!だけでは終わらない大感動のストーリーでした。
 
今日からロードショー

借り暮らしのアリエッティ


監督:米林宏昌
企画、脚本:宮崎駿
声の出演:志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ
 
古い屋敷の床下で、お砂糖やせっけんなど自分たちに必要な分だけ
人間たちから借りて暮らすアリエッティたち小人の家族。
病気の療養のためにやってきた人間の少年、翔に
アリエッティは姿を見られてしまって・・。
 
子どもの頃、こんな世界があったらいいなって思ってた。
いや、どこかできっとわたしはあるんだと信じてた。
 
雨の日には葉っぱを傘にする小人が、
たまにお料理用のローリエを庭にこっそり取りにくることを。
小さな角砂糖を小さく砕いてお茶に入れて家族で飲んでいることを。
もちろんそんなこと、誰にも言わなかったけど、
それでもやっぱり信じていたと思う。
 
この映画はそれを「そうだよ。このことだろう」と優しく見せてくれた。
スクリーンを真剣に見つめるわたしは
まだ五才の女の子の顔になっていたかもしれない。
 
さすがジブリと思うのはそんな空想の中にも
ちゃんとメッセージが詰まっていたこと。
途中で出てくるアリエッティと翔との会話は
人間と人間のせいで何かしらの被害を被っている
生物との会話に他ならなかった。
 
わたし達が良かれと思ってやっていても、
どれほど思い上がりになっていることだろう。
自己満足になっているだろう。
 
ジブリということで映像の美しさはもちろんのことだけど、
今回もう一つうれしかったのはこれまでのジブリ作品の要素を
ぎゅっと詰め込んだようなところがあったところ!
 
耳をすませばの町にサツキとメイの家があって、
そこにはキキが住んでいた!みたいな。
まぁ、あくまでわたしの感覚ですが(笑)
 
でもこれまで作品を何度も見てきたようなジブリファンならではの
楽しみがここにあったような気がするのです。
 
7月17日(土)ロードショー

マザーウォーター


監督:松本佳奈
出演:小林聡美、小泉今日子、加瀬亮、市川実日子
   永山絢斗、光石研、もたいまさこ
 
「かもめ食堂」「めがね」「プール」を
制作してきたプロジェクトの最新作! 
 
今回の舞台は京都。
流されていくもの、自分の意志によって流れていくもの、
流れのあるところには、いろんな人の状況が存在する。
そんなことをゆったりと魅せてくれる映画。
 
ミニシアター系が好きなひとにはたまらない温度感。
コーヒーの淹れ方も、お豆腐の作り方も、ウィスキーの入れ方も、
朝ごはんも、夕ご飯も・・生活の中の所作の一つひとつが
とてもていねいで美しくて、見ていてとても心地よかった。
 
実際の生活の中でここまでゆっくりと毎日を過ごすことは
難しかったりするから、映画の中でじっくりと味わって
また次の日のペースを調えるというのがいい。
そういう意味では仕事帰りにぷらっと寄るのがオススメ。
あと雨の日にゆったり見るなんていうのもいい感じかな。
 
そんなミニシアター系独特の楽しみ方に加えて
一つひとつの台詞がとても深くて意味がある
というのも、この映画の見どころ。
 
「変わること」「自分にちょうどいいところ」
「町の感じ」「簡単に考えること」・・・いろんなテーマが
さりげない会話の中にぎゅぎゅっと凝縮されてあった。
最近、自分が考えてたようなことも、たくさんあって
途中からメモをとりながら見てしまったくらい。 
 
劇場から出てきた後は、
歩くペースがちょっとゆっくりとするハズ。
風にのって、水に流されて、ゆらゆらと生きていきたい、
そんな方はハマると思います。
 
あぁ、書きながらもう一度見たい!
公開は10月30日とちょっと先なんですが、ぜひ☆

2010年7月4日日曜日

ペース


なんでも時間がかかるなぁ・・と思う日ようび。
そうじも、領収書のまとめも、ブログを書くのだって!
だけど、それが嫌だなぁ、とは思わないのが近頃のわたしです。
 
アフリカのイベントの準備からずーっとここまで忙しかったので、
やっとここでペースを戻せた感じで。
途中ちょっと喉を壊してしまったりして、
いろいろと反省したこともあってペースが戻った今、
その前よりもちょっと時間の感覚が変わってきてる。
 
人は自分のペースを乱した時に、きっと身体を壊すんだと思う。
もともと自分のペースが遅い人が速くしちゃった時はもちろんだけど、
速い人が遅くしすぎるというのも、きっとイライラするんだろうし。
自分の波がどんな状態なのか、ちゃんと読んで乗ってきたいよね。
 
ペースが戻った今、わたしの波は乱れる前よりもゆっくりになってる。
前は、できるだけ早く早く仕事も家事もやろうとしていたけれど、
今はできるだけゆっくり楽しんでやれればと思う。
だから、前よりもスケジュールはずっとシンプル。
 
そして、それは楽しいことや日常のことだけじゃなくて、
大変なことも、苦しいこともそうあれればいいな、と思う。
前はすぐに通りすぎようとしてたけど、
そんな大変なこと、そうそうあることじゃないんだから、
じっくりこの試練を楽しんでくぐり抜けていきたいな、と。

   
そうそう、それから喉を壊した時に、
自分を「大事にしてあげる」ということも覚えた。
それまではどこか自分より周りのことを考えることが多かったけど、
これからは何より自分が一番大事。
 
自分の体調や気分を一番にしてあげたい。
それは自分勝手というのとはちょっと違ってて、
今は自分を大切にできない人は、
周りに大切にされることもないのかもしれないな、と最近思うのです。
 
 
喉壊したときはホント、どうしようかと思ったけど、
何でも一つひとつ学びのサインなんだなぁ、という結論で。
(いや、その節は関係者のみなさま、大変ご迷惑をおかけしました。。)
 
そして、そのペースで次に向かうのはこちらのイベント↓

7月24日(土)
JICAでまたまたアフリカのイベントMCやります!
 
あ、その前には海の日にはホリスペ、
その次の日25日は名古屋外大のオープンキャンパスMC、
そしてその後は夏フェス三昧!!!
 
波に乗りながらゆらゆらと、
どこかでご一緒できればうれしいです☆