2009年9月30日水曜日
のんちゃんのり弁
監督:緒方明
出演:小西真奈美、岡田義徳、村上淳
この歳になってくると
人の年齢は本当に記号でしかないような気がしてくる。
自分より年下でも大人だな、と思う人もいれば、
逆にずっと年上でも子供っぽく感じる人もいる。
人を大人にするものは何なんだろう‥劇場から出てきてすぐ、
自分の手を見ながらそんなことを思ってしまった。
そして自分はどれくらい大人なんだろうか。
これは31歳のシングルマザーになろうとしている女性が
『大人』になっていく物語。
今まで、特に挫折もなく何も考えずに生きてきた小巻は
社会に出て初めて現実の厳しさに苦しむ。
でも彼女は強く、そこから何とか自分の力で前へ進もうとする。
たくさんたくさん悩むけど、自分の好きなことを極めることで
彼女は自分の生きる道を見つけていくのだった。
自分の納得する生き方を求めるとき、
やはりそれしかないのかもしれないと思う。
自分の好きなこと、何を言われようと
負けずに必死に向かっていけるものを極めるということ。
でも人は時にその『好きなこと』というのが何なのかわからない。
それを見つけるヒントはきっとこの映画みたいに
普通の日常の1コマに隠されてる。
うっかりしてると簡単に見逃してしまうけれど、
見つけたいと思っている人にはきっと見つかる。
声を出して笑って、涙も流していろんな感情が忙しく湧き上がる映画でした。
映画見終わった後は、料理がしたくなる!
我が家も今夜は和食です♪
2009年9月27日日曜日
旅の終わりに
タイにいたのは3日間だけだったのに
もっと長い間住んでいたような気になった。
ちょっとだけ日焼けして黒くなった腕のわたしは
ペットボトルを飲もうとしてストローを探してしまい、
ありがとうの代わりにコップンカーと言いかけた。
そして久しぶりの友人に会って
あぁ、そのためにわたしはここに来てたんだと思える話を
いっぱいいっぱいした。
本当の自分でいられる場所というのは
そんなにたくさんあるわけじゃないから。
ミカ、コップンマーカー。
一日がかりでタイ日記を書き終えたころ、
ピンポーンと小包が。
開けてみると沖縄の友人から。
夜は涼しく少し肌寒く感じることもあるよ。
ちょっとずつ秋を感じるわ。
そんな彼女の最近のこととかも書いてあって、
あぁ、そうだみんな前に進んでるんだぁって実感した。
いろいろと考えることが多くなるお年頃。
目的地がたとえ同じでもどの道を選ぶかで
景色は全然違ってて、
人生はきっとその繰り返しだから。
お互いに今どんな道を歩いていて
そこからどんな景色が見えるのかを報告し合うのは
旅先から送るポストカードみたいだ。
きっとおいしいBeerが飲めるハズと
沖縄の青い海のイメージで選んでくれた琉球グラス。
今夜はこれでグビッといきましょうか♪
サヨナライツカ
バンコク
最終日はバンコクへ。
遠目に見ても東京みたいだなぁ、という印象だけど、
バンコクは本当に忙しい街だった。
なんとなくタイっぽいと思うワンピースを来て行っていたら、
この街でわたしが一番タイ人っぽかった。
表現としてはわたしのイメージしていたタイの人に
自分が一番近かったというのが正しいかも。
ウィマンメーク宮殿やワット・プラ・ケーオ&王宮など
観光スポットをまわる。
タイ人は無料で入れるらしく、パンヤさんは無料だった。
タイの人は王さまへの忠誠心があつくて、
車で王妃さまの家族が住むところを通るときも
パンヤさんは手を合わせたり、
靴もいい靴に履き替えて出てきていた。
タイのタクシーはカラフル!
ピンクにオレンジにグリーンにイエローに。
かわいかった。
ワット・ポー。
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