2010年2月25日木曜日

大ローマ展


ずっと気になってた大ローマ展、
やっと行ってきました!
キャッチコピーは「ローマが一日にしてわかる」。
本当にその通りだと思った。
 
芸術はその時代をよく表す。
 
例えば、アウグストゥスの肖像一つとってもこんな背景がある。
彼は自分の肖像を作る時に、王ではなくあくまで
共和政の第一人者(プリンケプス)であることを宣伝したかった。
そこで、400年以上前のギリシアのクラシック美術を参考にしたのだった。
 
彼が年老いても、そのまま若々しく理想的な姿が帝国に広まり、
帝国の人たちは自分たちの肖像を作る時、
同じようにその様式を用いて作った。
だから同じような整った目鼻立ち、同じような髪型。
でもそれは流行というだけでなく、皇帝に忠実であるという
政治的表明でもあったのだ。
 
そんなアウグストゥスの皇帝座像(ポスターの写真)は
もう圧巻だった。
とにかくダイナミック。
布のひだ、足の血管、指一つとっても、ものすごく力強かった。
これが後一世紀中ごろに作られたというのだから驚く。
 
そう、ここは紀元前のものもあり、
経てきた時間の重さにガツンとやられた。
そして、ロマンがあった。
 
フレスコ画では神話を描いたものもあり、
そのストーリーを読むだけでも楽しかった。
 
どれもこれも、よく日本に持って来られたな!というものばかり。
ぜひ、この機会に見に行かれることをオススメします。
 
ローマ帝国時間旅行、楽しんでください!
 
愛知県美術館で3月22日まで

2010年2月24日水曜日

今日の朝刊&明日の夕刊


今月から「旅するキモチ」という新しいコーナーが始まって、
今朝の中日新聞でコーナーについてお話させていただきました!
「読んだよ」メッセージも今日はたくさん、うれしかったです♪
 
そして、実は明日の中日新聞の夕刊にも登場します。
明日は、旅についてインタビューしていただいた内容になります。
インタビュー、いつもはする側なので、
されるのは慣れてない中、きれいにまとめていただきました。
ありがとうございます!!
 
明日よかったら手にとってみてください♪

やさしい嘘と贈り物


監督・脚本:ニック・ファクラー
出演:マーティン・ランドー、エレン・バースティン
 
アメリカの小さな町で一人で暮らしている年老いたロバート。
ある日、メアリーという女性に出会い、
彼の日常はみるみる変わっていくのだった。
 
これはもう脚本が素晴らしかった!!
よく、こんなストーリー考えたな、という感じ。
このポスターの言葉以外の事前知識を全く持たずに
行く方が楽しめると思う。
むしろ、この言葉も隠しておいてほしかったくらい。
 
すべてがつながる時、
涙が止まらないから!
 
おじいちゃんとおばあちゃんのこういう恋の映画って
なかなかなかった気がする。
おばあちゃんの初々しさ、
おじいちゃんのウキウキするところ、
見ていてとってもかわいかった。
いくつになっても恋って変わらないんだなぁ。
 
一方で、理想の夫婦の形もまた描かれていた。
昔、祖父が亡くなった時、お葬式の祖母を見て、
結婚ってどういうことなのか、
前よりずっとわかった気がしたものだったけど、
その時と同じ感覚がよみがえってきた。
 
去年に引き続き「婚活ブーム」の世の中で、
見るべきものは「婚活必勝法」ではなく、
こういう映画なのかもしれない。
 
4月からロードショー

ダーリンは外国人


監督:宇恵和昭
出演:井上真央、ジョナサン・シェア、国仲涼子、大竹しのぶ
 
大人気コミック、ダーリンは外国人の映画化。
漫画家を夢見るサオリと
その恋人、アメリカ人のトニーの心あったまるお話。
 
「『ぶん殴る』って何で『ぶん』なのかな?」
「抜かれるなら、度肝がいいよね」
・・と、よくそんなこと考えるなぁ、と感心&笑えることがいっぱい。
 
ところどころで本物の国際カップルのコメントが出てくるのだけど、
それがまたおかしくて、声を出して笑ってしまった。
 
こんな風に笑えることは予想して行っていたのだけど、
想定外だったのは、とっても泣ける映画だったこと。
誰かに見せるために作られた物語じゃなくて、
すごくリアルで、それが涙を誘ったのだった。
 
「国籍なんて関係ない」と言うのではなく
「どう関係ないのか?」。
 
2人になるってどういうことなのか?
夫婦になるって?
 
結婚を考えている人にこそオススメの映画。
大竹しのぶさんの演技も素晴らしかった。
スノーボードで言うところの、ショーン・ホワイトみたいだった。
例えが微妙か・・?
 
4月10日よりロードショー

LIAR GAME


監督:松山博昭
出演:戸田恵梨香、松田翔太、田辺誠一
 
欲望にまみれたプレイヤーたちが
巨額のマネーを賭けて騙し合う「ライアーゲーム」。
決勝戦の優勝賞金は50億円。
プレーヤー全員がお互いを信頼すれば、
大金が手に入るはずなのだが・・・。
 
人間の心理をこんな風にゲームで
表してしまうなんてすごいと思う。
めちゃめちゃおもしろかった!!
 
究極の心理戦であり頭脳戦でもある。
すごく難しい数学の問題が解けたときのスッキリ感や
推理小説で犯人が分かった時の高揚感が
ずーっと味わえるようになっていた。
 
頭を使うのが好きな人は
きっとハマると思います。
ドラマを一回も見ていない人でも楽しめるから大丈夫だよ!
 
3月6日ロードショー
 

2010年2月23日火曜日

コレクションを極める


名古屋市美術館へ見に行ってきました。
 
変わった展覧会だった。
名古屋市美術館の4000点を超えるコレクションの中から
選ばれた90点の作品を「人物」「風景」「静物」の
3つの章に分類して紹介するというものなのだけど、
すべての作品に解説キャプションがつけられれいる。
 
絵についての基本データの他に、
作品を見る上で手掛かりとなるような解説文が。
 
美術館へは一人で行くのが好きなのだけど、
人と意見を交換するのも好き。
そんな矛盾した人にはもってこいの展覧会だ。
 
解説の中には例えばこんなものもあった。
「作品と対話する」という表現がありますが、
優れた作品ほど、長時間の対話を許し、
見る者にさまざまな思いと感情を抱かせてくれます。
大共感!と、つい頷く。
 
大切なのはわかることではなく、
おもしろいことなのです。
というものも。
 
顔も知らない誰かと同じものを見て、
同じことを思うという感動。
何かを共有するって楽しいことを知る。
 
「絵なんて難しくてどこを見ればいいかわからない!」
と思っている人も、手伝ってもらえそうです。
 
ただ、個人的には
先に絵だけを見て、自分なりに解釈をして、
それから他の人の考えを読むという流れがいいんじゃないかと。
 
何か、答えをもらってる問題集を解くみたい。
ただ、答えは一つじゃないし、
もしかしたら本当はどこにもないのかもしれないけれど。

新しいシリアルボウルと


人はどんなタイミングで昔のことを思い出していくんだろうか。
 
香り。音楽。 きっといろいろある。
気温というのもそうかもしれない。
 
ぽかぽか春の陽気だった今日、
大須でご飯を食べた後、美術館へ行って、
以前番組でご紹介したお店のリニューアルを見に行った。
 
帰り道の夕焼け。
何だかスマイルデリ始まってすぐの頃の感じによく似てた。
 
この時間に帰れることって久しぶりで、
家に着いてびーじゃんをつけた。
朝に変わってすぐはこの時間の過ごし方がイマイチつかめず、
ラジオつけながら、ご飯作っては何だかくすぐったいような気がしてた。
 
あれからもうすぐ一年なのかぁ。
いろんなことがあった。
ぎゅうっと濃い一年だった。
ずっと笑ってて、毎日いろんな人にこの番組が好きだと言ってた。
そんな一年だった。
 
工事のため3スタからの放送になっていたり、
以前、取材した方とお会いしたりで、
最近初心に返ることが多い。
 
今のペースが心地いい。
そんなことにふと気付いた夕方。
 
明日は今日買ったガラスの器に
シリアルをついで食べよう。
 

2010年2月15日月曜日

ソラニン


監督:三木孝浩
出演:宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一
 
自由を求めて会社を辞めた芽衣子と、
フリーターをしながらバンドを続ける種田。
未来に確信が持てず寄り添いながら東京の片隅で暮らす2人。
だが、芽衣子の一言で種田は諦めかけた想いを
つなごうとするのだった。
 
大学を卒業して2年目の二人の話だけど、
誰もが味わったことのある
大学時代独特のあの空気感が漂っていた。
 
青臭いけど、真剣で。
毎日毎日考えてた。
自分は何がしたいんだろうって。
どんな人生を送りたいんだろうって。
 
みんな何で変わってくんだろうって。
 
変わることが怖かった。
それがいつの間にか。
振り返るとみんな変わってた。
わたしも変わってた。
  
わたしは夢を叶えてしまったから
そのあたりのことには余計に鈍感だったのかもしれない。
 
変わらないことがいいわけではなくて、
戻ることがいいわけでもなくて。
実際あの場所に戻ることなんて決してできなくて。
 
だったら何がしたいのかと言えば
時々こんな映画を観て、あの頃の自分を大切に認めてあげること。
思い出してあげることなんじゃないかと思うんだ。
 
4月3日ロードショー。
 

尾張徳川家の雛まつり


週末行ってきました!
 
徳川御三家筆頭である尾張徳川家のお雛様や
華やかな雛の道具類が展示されているんですが、
その豪華さはけた違い。
 
自宅にある雛人形ってお道具は
お膳とか、箪笥くらいだけど、
ここのは鏡台にクシがちゃんと用意してあったり、
源氏物語を入れる箪笥の中には源氏物語絵巻が入ってて、
それも開くとちゃんと絵と文字が書いてあったり。
 
そりゃあ、これだけあればお雛さま生活できるわ、
というくらい、生活用品が細かく用意されてあった。
 
子どもの頃、実家のお雛さまが大好きで、
その前でよく正座してじーっと見ながら、
誰にも言えないことを話していた。
 
最初に憧れたカップルはきっと壇上のこの2人だったと思う。
 
そんな特別な思いがきっとみんなあったんだろう。
見に来ている女性はみんな少女のように目をキラキラさせていた。
 

久しぶりに徳川園へも入って
小さな春を見つける。
 

大切に大切にかけてもらった笠で
冷たい風や雪から身を守るボタンは
一生懸命、綺麗な花を咲かせてた。
 
 

サクラも種類によってはポツポツ花をつけてきてる。
 

まだまだ風は冷たいけれど、
それでも耳をすませば、鼻をすませば、目をすませば、
いろんな感性を研ぎすませれば、
もう春は近付いていることを感じる。
 
食べに行った小料理屋さんでは筍を出してもらい、
花屋さんで買ってきた花の中には
菜の花に桃の花に、チューリップにフリージア。 
 

そして我が家にはこの日お雛さまとお内裏さまが加わりました。
家に少しずつ春が増えていくのは何だかとても心地いい。
 

2010年2月11日木曜日

尾張の宝石箱


黒川の某マンションの一室でやってる
プライベートダイニングにお邪魔した。
 
中は普通のお部屋なのでとっても落ち着けるんだけど、
出てくるお料理は本格的。
 
テーブルには黄色い菜の花が並び、
お料理も春を感じるものが多くて、
そういえば立春を過ぎていたことを思い出す。
 
高層マンションなので上に上がれば、夜景もとてもきれい。
 
このロマンチックな夜景を前にして隣で友人が一言。
「尾張の宝石箱や~」
・・ムードも何もあったもんじゃない(笑)

2010年2月10日水曜日

日本語フェスティバル


今日はJICAへ日本語フェスティバルに行ってきました!
 

研修生たちが覚えた日本語でいろんな発表をしてくれるのですが、
みんなめちゃ自由(笑)
日本人も英語の発表の場なんかで、
発音とか間違いとか気にせず、これくらい肩の力抜いて
自由にできればいいな、と思った。
 

日本語クラスをもじった寸劇に
 

歌は「南の島のハメハメハ大王」。
曲のチョイスが絶妙です(笑)
 

タンザニア出身のアグネスは民族衣装で参加。
 
わたしのアフリカ好きをすごく喜んでくれて
来月帰国の前に持ってきているカンガ(タンザニアの布)を
マイカにプレゼントするわ!って。
嬉しすぎる。
 
「遊びにおいで」とタンザニアの住所も教えてくれたのでした。
本当に行くからー!
 

こちらはブータンの衣装。
男性の靴はこれ、実は布のブーツなんです!
かわいい。
 
お会いする度に、こんな風になりたい、と心から思う。
憧れの人です。すごく愛のある方で本当に大好き!!
原田さんのまわりには自然と人が集まってくるのです。
 
いいパワーをたくさんもらった素敵な夜でした。

pechakucya night for haitii

メールを頂いたのでご紹介です!
 
ハイチでは、たった一瞬の出来事で、
何千、何万もの命と夢が奪われました。
その事を受け、グローバルぺちゃくちゃないとファミリーは、
アーキテクチャー・フォー・ヒューマニティー(AFH)の
ハイチ再建のためにお手伝いをすることにしました。
 
20枚の画像、20秒、200の都市、
2000人のプレゼンター、そして20万人の人々。
 
2/20に276の世界中のぺちゃくちゃないとを
開催したことのある都市によって、24時間連続する
ひとつのぺちゃくちゃないとを開催いたします。
 
7年前ぺちゃくちゃないとが始めて行われた、
東京のスーパーデラックスからこのイベントはキックオフされ、
一つの都市が終わるとまた次の都市へと移動していきます。
 
全てのタイムゾーンと文化を越えて、
このイベントはオンラインで生放送され続け、
翌日また東京にて終了いたします。
 
全ての収益はハイチ再建をしているAFHに送られます。
皆様のプレゼンもしくは来場がハイチの人々を救います。
今回も建築、デザインにとどまらず、
環境、ものづくり、街づくり、音楽など様々な分野の人たちが
プレゼンターとなっています。
  
Date : 2/20(土) 
17:30 スタート(ビアタイム)
18:00 プレゼンテーション開始  22:00 終了予定

Location : like air + water 
web : http://likeairandwater.com
〒451-0041 名古屋市西区幅下1-6-10 052-583-6663
Entrance fee : 1000円+donationMore
info : pknnagoya@gmail.com

プリンセスと魔法のキス


監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
声の出演:アニカ・ノニ・ローズ、ブルーノ・カンポス
 
ニューオリンズで自分の店を持つことを夢見て
毎日必死に働くティアナ。
ある日、マルドニア王国の王子さまがやってくるのだけど、
王子は魔術師にカエルの姿に変えられてしまう。
お姫さまが王子にキスをすると人間に戻るという物語を信じて
ひょんなことからドレスを着ていたティアナはキスをすることになるが、
王子は人間には戻らず、逆にティアナまでもがカエルになってしまう。
 
これはすごくオススメ!
ただの夢物語ではなく、ちゃんと現実的なところがよかった。
 
王子様は名ばかりで、かっこいいから女性にはモテるんだけど、
働かないから何もできないし、お金もない。
あぁ、いるいる!こういうダメな男の人、という感じ(笑)
一方で、主人公は「かわいいプリンセス」ではなく、しっかりと働く女性。
 
徐々に彼女の影響でお料理もやるようになり、
彼女のために働く!と言いだすようになる王子の姿には
家事を手伝ってくれるようになってきたパパさんの姿を重ねる女性も
多いかもしれない。
 
2人がカエルになってしまったのは、2人に課せられた試練。
きっと必要なことだった。そこで2人は大切なことに気づけたから。
 
「望みばかりを願うのではなく、何が必要なのかを考えること」
それは大人になってからこそ響くメッセージだった気もします。

そして一番辛い時期を一緒に乗り越えられる相手とは
やはり強い絆ができるんですね。
 
ニューオリンズということで音楽にJAZZが入ってきたり、
フランス系の訛りのあるホタルだったり、
いろんな要素がストーリーを邪魔しない程度にギュッと
入っていて、いろんな楽しみ方ができる映画でした。
 
3月6日ロードショー

バレンタインデー


監督:ゲイリー・マーシャル
出演:ジェシカ・アルバ、キャシー・ベイツ、ジェイミー・フォックス
    アン・ハサウェイ、アシュトン・カッチャー、ジュリア・ロバーツ
 
今週末はいよいよバレンタインデー。
どんな風に過ごされますか?
 
特別な日とはいえ、カップルで楽しく過ごす人がいる一方で、
当然仕事の人もいて、一人の人もいる。
これはある15人の男女のバレンタインデーの一日を追った物語。
 
たくさんのLOVEが詰まった映画だった。
小学生の男の子の恋。おじいちゃん・おばあちゃんの恋。
先生の恋。お花屋さんの恋。
HAPPYな恋もあれば、そうでないものも。
だけど、どの恋にもそこには確かにLOVEがあった。
 
アメリカンフィルム独特の
会話がポンポン飛んでいくテンポ感が絶妙。
難しく考えることなく、気楽に楽しめる感じ。
 
ラブアクチュアリーが好きな方はハマると思います。
 
バレンタインデーという特別な日が
一層スペシャルに感じられる映画でした。
最高にHAPPYな日をあなたは今年どう過ごす?
 
2月12日ロードショー

2010年2月9日火曜日

弁当女子


今日は久しぶりに弁当女子。
菜の花弁当なり。
 
一足早い春の香り。
 
へのへのもへじの弁当箱はスタッフからのプレゼント☆
 
明日もがんばるぞーい。

2010年2月7日日曜日

pechakucha night


昨日、夜は伏見のHOTORiSで開かれた
pechakucha Nightへ行っていました。
pechakucha Nightは東京在住の建築家アストリッド・クライン氏と
マーク・ダイサム氏が2003年に始めたイベント。
東京から始まって今ではNY、パリ、ロンドンなど680都市以上で行われています。
 

20人のプレゼンターが20枚の画像で、
20秒ずつ自分のプロジェクトや思いを説明します。 
 

キュレーターの方のアートのお話、
 

フォトグラファーの方の写真のお話・・と
いろんなジャンルの方が来られているので、とっても刺激的。
 

ハイチの会の方は、地震5分後の写真を交えながら、
現地の様子をレポート。
聞きいってしまいます。
 
2月11日(木、祝)には布池文化センター、セシリアホールで
このハイチの会によるチャリティバレンタインコンサートも行われます。
入場無料ですのでこちらもぜひ。
 

プレゼンテーションの間にはビアブレークの時間があって
個人個人の出逢いも広がります。
 

国際色も豊か!
 

お誘い頂いた、オーガナイザーの伊藤さんと。
名工大の教授で、 以前番組でもご紹介したなごやかさもされています。
 

カルテットは音楽と
 

ラーメンの共通性についてプレゼン。
 

番組には毎月、月末のSHOP紹介の日に登場してくれているラ王。
さすが、おもしろかったです。
 

最後はそのままライブ!
盛り上がりました。
 

ディレクターのじゅんちゃんと、カルテットチームは
景品まで当たってしまうというラッキーな夜に。
 
そしてpechakucha night次回、私は仕事で参加できないのですが、
2月20日にハイチのチャリティイベントとして
世界同時リレー形式で行われるのだそうです。
ご興味ある方、ぜひ!

花展


昨日はマツザカヤでやっている池坊の花展へ。
(月曜までやっているのでよかったら!)
 
こちら私の先生の作品。
いつもやさしい淳子先生の人柄がすごく感じられて
思わずお花の前でニッコリ立ち止まる。
 
習い始めた頃は花展を見に行っても
わからなかったことが回を追うごとに
気づけるようになったり、感じ方が変わっていったり。
 
線の大事さに改めて感じ入る。
 
岡倉天心の「茶の本」(我が教科書)を
また読みたくなる。
 
自然への敬意と見る人への思いやり。
間とバランス。
背筋が伸びる。

2010年2月2日火曜日

ツイッター

遅ればせながらツイッターデビューしました!
 
マイカ https://twitter.com/utsugimaika
 
SMILE DELI http://twitter.com/smiledeli

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2010年2月1日月曜日

委ねるということ

謙虚でいたいなぁ、と思いながらも
反対のことばっかりしてしまう今日この頃。
  
今年は緩くいこうと思いながらも 
気づけばすぐに糸がはった状態。
 
もっとゆったりといきたいのに。
   
それでも何とか保っていられるのはスタッフのおかげ!
デリチームはみんないつも絶対笑顔なので
一緒にいるととっても心地よくて、
早くなりそうな歩みを遅らせることができるのです。
  

そんな毎日の中で最近よく考えるのが、
”委ねるということ” 。
 
わたしは今まで自分の人生をとっても
”コントロール”してきた気がする。
こうありたい。こうなりたい。と思えばそこに向かって全力投球。
強く願って手に入れて、描いた未来を作ってきた。 
   
学校や社会ではそれが一番イイコトだと教わっていたから、
もう本当にその通りに。
これまではもちろんそれでよかったと思う。
今のわたしがあるのはそのおかげだし。 
 
だけど、ここからは委ねるということをしていけたらな、と。
波に身を任せるように。
風の方向を感じていけるように。

委ねることには、とても勇気がいる。
それは時にとんでもない方向に流してしまうことだってもちろんあるから。
だけど、その時はちゃんと自分をニュートラルにして
見極めていきたいと思う。
 
人生はサーフィンみたい。 
 
軌道修正を少しずつ加える程度の力だけで
後はまわりの波に乗せてもらえたらきっとすごく気持ちいいんだろう。
 
もちろん怖い。
波の大きさもまだ見極められないくらいなのに、
いきなり乗ろうとしているのだから。
 
でもやってみようと思う。
大丈夫。大丈夫。
乗れるはず。

サーフィン初心者のわたしでも
波乗りって楽しい!ってことは知ってるから。
 

 
とまぁ、海に行きたいのに行けないモヤモヤからか、
最近そんなことを考えるのでした。
  

しあわせの隠れ場所


脚本・監督:ジョン・リー・ハンコック
出演:サンドラ・ブロック
 
父親の顔も知らず、母親とは引き裂かれ、
家も寝るところもなかったひとりぼっちの黒人少年、マイケル・オアー。
真冬の夜にTシャツと短パン姿で歩いていた彼に
声をかけたのは一人の白人女性だった。
彼女は迷いながらも夫と子ども二人の4人家族の自分の家に
マイケルを招き入れるのだった。
 
今年始まったばかりなのに、
もう2010年のベストフィルムに出逢ってしまったような気がした。
本当にオススメの映画!!
 
小さなやさしさがたくさん詰まっていた。
言葉にも。表情にも。本当にたくさん。
 
誰にも愛してもらえなくて、笑うことを知らなかった子ども時代のマイケルが
見せる一つ一つの小さなスマイルに最初から何度も泣きそうになる。
そこからちょっとずつ笑顔が増えていく様子に、
いつのまにかこちらまでスクリーンの前でニッコリ。
 
夢中になれるものがあると人は強くなれる。
そして愛をくれる人が周りにいるということも強くなれる一つの要素だ。
 
自分の居場所がなくて、誰からも相手にされなかった少年は
いろんな意味で強くなって、みんなから必要とされるまでになった。
後半は後から後から続いてくる涙が止まらなかった。
 
そして、何よりこれが実話だということがすごい!
サンドラ・ブロックはこの映画でゴールデングローブ賞、
主演女優賞を受賞。
これはDVDも買いたいなぁ。
 
2月27日ロードショー。

サヨナライツカ


監督:イ・ジェハン
出演:中山美穂、西島秀俊、石田ゆり子
 
時は1975年、豊は婚約者の光子を東京に残しタイへ赴任していた。
そこで中山美穂演じる妖艶な女性、沓子と出逢う。
奥ゆかしい光子と自由奔放な沓子。
全く逆のタイプの2人の間で揺れる豊。
そうこうしているうちに、結婚の日が近づいてきて・・。
 
小説が大好きだったサヨナライツカ。
映画ではタイの蒸し暑さや懐かしい色合いが
オシャレに描かれていた。
 
小説になかった部分が入っていたり、
結末も違っていたりでビックリ。
本とはまた違った視点で見られた気がした。
 
人には何度も決断の時がある。
どちらを選ぶのか。
最後までどちらかをつき通すのか。
それともまた戻ってみるのか。
 
選択の数は無限。
 
本を貸してた友人からきたメールには
「淫らなのに純粋で、幸福なのに苦しいところが切なくて絶妙だった。
対義語って紙一重なんだよねぇ」とあった。
 
あぁ、本当にその通りだと思う。
対極にある光子と沓子だからこそ豊の揺れ方が複雑だった。
なんて、書いていたらまた本を読みたくなった。 
言葉選びも絶妙なので、小説もぜひ。

50歳の恋愛白書

監督・脚本:レベッカ・ミラー
出演:ロビン・ライト・ペン、アラン・アーキン、
    ジュリアン・ムーア、キアヌ・リーヴス、ウィノナ・ライダー
 
主人公ペッパ・リーは50歳。
年上のベストセラー作家との結婚を手に入れ、
2人の子どもを育て、完璧な妻を30年近く演じてきた。
でもそんな彼女を取り巻く環境は夫の浮気や娘の反抗期・・。
新しい自分になりたいペッパ・リーだったが・・。
 
夫も子供も持つ47歳の監督が描いたこの作品は
アラフィフの本音がよく表れていたんじゃないか、と思う。
若い頃は思い切り遊んで、悪いこともして、
それなりの年になってからは家庭もしっかり持って。
母との確執、娘の反抗・・。
 
程度の差こそあれ、誰しも経験しそうな人生の1ページ。
だけど、その次のページはきっと人によって結末が変わってくるんだろう。
ペッパ・リーはどんな結末を選んだのか。
 
キャッチコピーは
「人生半分過ぎたら、やりたいことだけやろう」
 
一体自分は何を求めているのか。
どんな人生を送りたかったのか。
 
若い頃は毎日のように考えても、
年をとるともしかしたらあまり考えなくなるのかもしれない。
だけど、何歳になろうとも、人は自分の人生を楽しんでいいんじゃないか。
これは50歳の恋愛白書というよりも、
50歳の人生白書と言っていいような気がしました。
2月5日ロードショー