2010年2月24日水曜日

やさしい嘘と贈り物


監督・脚本:ニック・ファクラー
出演:マーティン・ランドー、エレン・バースティン
 
アメリカの小さな町で一人で暮らしている年老いたロバート。
ある日、メアリーという女性に出会い、
彼の日常はみるみる変わっていくのだった。
 
これはもう脚本が素晴らしかった!!
よく、こんなストーリー考えたな、という感じ。
このポスターの言葉以外の事前知識を全く持たずに
行く方が楽しめると思う。
むしろ、この言葉も隠しておいてほしかったくらい。
 
すべてがつながる時、
涙が止まらないから!
 
おじいちゃんとおばあちゃんのこういう恋の映画って
なかなかなかった気がする。
おばあちゃんの初々しさ、
おじいちゃんのウキウキするところ、
見ていてとってもかわいかった。
いくつになっても恋って変わらないんだなぁ。
 
一方で、理想の夫婦の形もまた描かれていた。
昔、祖父が亡くなった時、お葬式の祖母を見て、
結婚ってどういうことなのか、
前よりずっとわかった気がしたものだったけど、
その時と同じ感覚がよみがえってきた。
 
去年に引き続き「婚活ブーム」の世の中で、
見るべきものは「婚活必勝法」ではなく、
こういう映画なのかもしれない。
 
4月からロードショー