2010年2月15日月曜日

尾張徳川家の雛まつり


週末行ってきました!
 
徳川御三家筆頭である尾張徳川家のお雛様や
華やかな雛の道具類が展示されているんですが、
その豪華さはけた違い。
 
自宅にある雛人形ってお道具は
お膳とか、箪笥くらいだけど、
ここのは鏡台にクシがちゃんと用意してあったり、
源氏物語を入れる箪笥の中には源氏物語絵巻が入ってて、
それも開くとちゃんと絵と文字が書いてあったり。
 
そりゃあ、これだけあればお雛さま生活できるわ、
というくらい、生活用品が細かく用意されてあった。
 
子どもの頃、実家のお雛さまが大好きで、
その前でよく正座してじーっと見ながら、
誰にも言えないことを話していた。
 
最初に憧れたカップルはきっと壇上のこの2人だったと思う。
 
そんな特別な思いがきっとみんなあったんだろう。
見に来ている女性はみんな少女のように目をキラキラさせていた。
 

久しぶりに徳川園へも入って
小さな春を見つける。
 

大切に大切にかけてもらった笠で
冷たい風や雪から身を守るボタンは
一生懸命、綺麗な花を咲かせてた。
 
 

サクラも種類によってはポツポツ花をつけてきてる。
 

まだまだ風は冷たいけれど、
それでも耳をすませば、鼻をすませば、目をすませば、
いろんな感性を研ぎすませれば、
もう春は近付いていることを感じる。
 
食べに行った小料理屋さんでは筍を出してもらい、
花屋さんで買ってきた花の中には
菜の花に桃の花に、チューリップにフリージア。 
 

そして我が家にはこの日お雛さまとお内裏さまが加わりました。
家に少しずつ春が増えていくのは何だかとても心地いい。