2011年3月13日日曜日

それぞれの役割

震災、みなさまご無事でしょうか?
そして、みんなのご家族、友人、知人も
無事であることを願っています。 
  
金曜日、テレビから流れてくる映像には
涙と震えが止まりませんでしたが、
未だに原発の問題など予断を許さない状況。
引き続き一人でも多くの方が助かりますよう祈っています。
 
今回の地震で考えさせられたこともたくさんありました。
中でも一番大きかったのはやはり安否確認の方法です。
 
通話もメールも携帯電話は全く使えないという中で
役だったのはツイッターやミクシイでした。
仙台出身の友人のつぶやきでは、
 
ある種、今回の地震に関して当事者の立場から言わせてもらえば
災害掲示板もしくわTwitterの威力を今回ばかりはマジ見せつけられた。
よく言う話かもしれないが大事な人の安否の確認方法は
お互いで共有しあうべき!!!!!
 
オレは絶対に親にTwitterのアカウントを
マジでとらせることに決めた。もしくはviber‼
親よりも先に友達の安否が確認できたこと偉大さは讃えるべきこと。
携帯の通話なんて何の役にも立たない。
 
とあり、私もすぐさま、実家の両親や友人たちと
安否確認の方法、決めあいました。
 
≪災害用伝言ダイアル≫
伝言を残す 「171‐1‐市外局番から自分の電話番号:伝言の録音」 
伝言を聞く 「171‐2‐市外局番から自宅の電話番号:伝言の再生」
 
みなさんもぜひ今一度ご確認を!もしくは友人が言うよう、
ツイッターに災害のためだけにアカウントとるのもいいと思います。
そして、東京にいる弟からは、
 
ちょうど商談の最中で、外に出たら、
携帯は電話もメールも、携帯ウェブも見られず、
ワンセグもついていなかったため、何も情報が得られず怖かった。
 

会社の車に乗ってラジオをつけて初めて何が起こっているのかが
わかって、人の声にほっとできた。
今までそんなにラジオの大事さって考えたことなかったけど(←おいっ)
今回ばかりは正直ラジオの力ってすごいって思ったよ。
 
と電話をもらいました。
 
わたし自身もテレビと各局のラジオの視聴をしていて、
両方の情報の大切さ、そしてそれぞれの役割を感じました。
 
テレビではマクロの視点、今何が起こっていて、どんな数字が出ているのか
というのをいかに早く伝えるかというのが徹底されている一方で、
ラジオではミクロの視点、今、避難所ではどんな会話が起こって、
どんなことが必要なのか、どういう気持ちなのか、という
一人ひとりに寄り添った話題も
リスナーからのメッセージとして紹介されていました。
 
例えば、
「女性の方はまだコンビニで生理用品見つけられるようであれば
買っておいた方がいいよ」とか、
「こんな時に女性を狙った犯罪も出てるようだから、一人で歩かないで」
とか、「となりのおばあちゃんにも話しかけてあげて」とか。
 
そして、間にかかる曲の歌詞に泣きそうになる瞬間もあり
その曲がみんなを一つにしてくれてるのを感じていました。
どちらの情報供給の在り方もきっと必要なのだと思います。
  
明日の朝から私もいつもの放送現場に戻ります。
私自身、週末はテレビを見過ぎて
気持ちが落ちてしまっていたこともあるので、
(それだけ状況が悲惨だったということなのですが)
できるだけ、いつもの生活、いつもの笑顔を取り戻しながら、
被災者の方への祈りを送れるよう、お互いにとって気持ちの良い、
元気になれる放送を心がけていきたいと思っています。
 
みなさんからのメッセージもお待ちしていますね。
 
*******
 
そして来週予定していたelSOULのイベントですが、
こちらも中止とさせていただきます。
お申込みいただいていた方へは、
改めてメールもお送りいたしますがよろしくお願いいたします。