2009年8月9日日曜日

太陽の塔


次の日は朝から太陽の塔を見に行ってきました♪
 

今、ちょうど岡本太郎さんの本を読んでいて、
どうしても見に行きたかったのでした。
 
本を読めば読むほど、
なんて考えのしっかりした人なんだと驚くばかり。
あらゆることに対して自分の答えを強烈に持っている。
  
彼は本の中で、
「一発の弾が胸をさしつらぬいたとき、
ゴッホは初めて、自分が追求していた
芸術のほんとうの意味がわかった」と書いていた。
 

では、太郎氏自身はどうであったか。
この塔を前にして、彼の答えはここにもう出ているような気がした。
 
これはあくまで私の想像でしかないけれど、
これは考えて、練って、練って出てきたものではない気がする。
自分の中にもういつの間にかあった答え。
 

「もうわかってるんだ、どうしたいか。
 あとは頭の中にあるものを外に出すだけ」
そんな作業だったんじゃないか、と。
 
きっといろんなストーリーがあるんだろう。
それについて何の文献も読んでいないけれど、
今はあまり読みたくない。
 
彼の出した答えを正確に知るよりも
それを想像することを楽しんでいたいから。