2009年11月18日水曜日

チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展


松坂屋美術館でやっている
チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展に行ってきました!
 
チンギス・ハーンと言いながらも、
そこまでの時代をおさらいしながらの展示で、
紀元前200年の物からありビックリ。
 
日本の文化財をみるのも好きなんですが、
同じような朱色・緑・の組み合わせでも
日本とはやはり色のニュアンスや雰囲気が違っていたり、
馬の置物でも顔が全く違っていたり。
 
今の時代だって魚を描いてと言えば、
日本と海外で子供たちの描く絵が違う・・
そんな違いがこれほど昔からあることを
当たり前なんだけど何だか愛おしくなる。
 
そして改めて、
美術というのはその名の通り「美しい術」であり、
人間が「美しい」ものを求める心模様なのだな、と思った。
 
馬具に模様を必ずつけなくちゃいけないわけじゃない。
箱は無地であってもよかったはず。
 
それでもそこに装飾を施すのは
身近なものを美しくして、大切にしたいから。
大切に大切に扱われたものたちは
とてつもなく永い時を越えて、この時代まで残った。
 
そのことの大きさを感じたのでした。
 
12月6日(日)までやっているのでよかったら♪